ミネラル(Caなど)の話!!
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日本人はカルシウム不足!
日本の先人に話を聞く。
昔の日本人は小魚たっぷり!
その他の魚介類も丸ごと食べましょう!
まるごと食べる、ミネラル補給法!
お勧め参考リンク



日本人はカルシウム不足!

日本で一番の不足している栄養素はカルシウムと言われています、そこで日本人のカルシウム不足が問題になってきています。
 
日本人は、欧米文化やアメリカのファーストフードなどが入ってくるまでは、ミネラルの代表的成分のカルシウムを野菜類、豆類、海藻類など植物性の食品や小魚魚介類などからバランスよく摂っていました。
 欧米では主に乳製品から多くのカルシウムをとっています。最近では日本の食生活の欧米化してカルシウムを乳製品から取るように推奨されています。しかし、実際はもともと食べ付けないお年寄りなどはなかなか乳製品を食べれず骨粗鬆症などが問題視されています。
 他の世代でもまだまだうまく乳製品からカルシウムを取りきれてないと推察されます。
*カルシュウムは不足するとイライラしたり、短気になると言われます。
 ここでもう一度昔の日本の食生活を考えてみます。


乳製品の話しは、今後追加します。

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日本の先人に話を聞く。

日本のお年寄りに昔の食べ物の話を聞くと魚を食べる時に小魚だけでなく、サンマなどの魚も身を食べたあとにもう一度焼いたり、揚げたりして頭と骨をコリコリにして食べました。聞いたところによると、サケなどの大きめの魚でも骨を焼いたりして食べたそうです。今の日本人の長寿はその頃の骨の貯金があるからとも言われます。
(骨の最大骨量は約30歳にピークになりそれ以上は伸びません。その頃にいかに多くの骨を蓄えるかによりその後の骨量にも影響があります。)
*骨はそのままでは硬くて。食べ難いですが、もう一度骨だけでフライパンなどで焼くとコリコリしてお菓子のようでおいしいです一度試してみてください。
こうして食べるとカルシウム不足が発生しないことはみなさんも予測がつくと思います。
 また同じように、微量なミネラルなどの栄養素は骨や皮や皮とそのの間の部分に多いです。(動物などの肝臓や内臓の部分にも多いです。) 果物や野菜なども同じように皮や皮とそのの間の部分に微量なミネラルなどの栄養素は多いです。
 つまり
今まで捨てている部分に、微量栄養素のミネラルやビタミン(脂溶性のビタミンのビタミンA・ビタミンE・ビタミンDなども多い)が多いわけですし、できれば食べ物はまるごと食べるのが理想的な食べ方です。

 今の食生活を見てみるとハンバーガーなどがこういった食べ方をしているのは少ないことに気づくのではないでしょうか?
 しかし、いきなり内臓を食べましょうか。皮を食べましょうと言っても、無理が多いかもしれません。

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昔の日本人は小魚たっぷり!

 小魚の良さをを、もう一度考えてください。小魚を身と骨と内蔵と頭を分けて食べる人はほとんどいないと思います。小魚をまるごと食べることによって、当然カルシウムは多く摂れその他の微量栄養素のミネラルやビタミンも多く摂れます。
 そして、
ししゃも・ワカサギ・いわしなどもフライなどに調理してまるごと食べれますので、美味しく有効と思います。
*最近では学校給食に子供の成長のためのカルシウム補給にししゃも・ワカサギ・いわしなどをフライなどにして多く料理されます。 
*小魚や魚の骨は、マグネシュウムもバランス良く含まれ他のミネラルも多く含まれます。まさに天然の理想的なサプリメントと言えるのではないでしょうか。
(実際、多くのサプリメントはカルシウムとして牛骨・卵Ca・魚の骨や鱗など動物性の原料を多く使われています。高いお金など出して安易にサプリメントに頼るのも考えものと思われます。)

その他の魚介類も丸ごと食べましょう!

小魚、小えび(無着色)、小カニなどはビタミン・ミネラル(カルシュウムなど)源になるので積極的に主菜に取り入れましょう。
小貝類、小さいイカやタコなど丸ごと食べる魚介類もバランスの取れたビタミン・ミネラル(カルシュウムなど)源になります。

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まるごと食べるミネラル補給法

世界の伝統的な郷土料理を見てみてもこうしたように食べ物を残さずまるごとすべて食べていることが多いです。
@ここでも中国や沖縄の伝統的な郷土料理の食べ方を見てみます。

 たとえば豚にしても、私たちが好んで食べる、赤身の肉には、タンパク質や脂肪が含まれています。しかし、本当に必要な微量栄養素はむしろ、皮・肝臓・内臓の部分に多いです。むこうの庶民は、豚の肉の部分から、皮、耳、脳、骨、髄、内臓、血、しっぽ、足にいたるまでたべます。捨てるところは何もありません。それこそ1匹のブタのすべてを食べ尽くします。これも、何千年という歴史の中で培われてきた知恵なのでしょう。
*同時に中国人たちは、肉の数倍の野菜をよく食べます。
Aドイツの郷土料理ですべての部分をソーセージにして多く食べます。
 
元々のソーセージは豚の肉の部分から、皮、耳、脳、骨、髄、内臓、血、しっぽ、足にいたるまですべての部分をいろいろなソーセージにして食べています。
(ここで少し問題なのは食べ方を間違えると
No7長寿の里!沖縄、グルジア共和国のコーカサス地方の料理に学ぶダイエット!!で紹介したいように脂肪分が多く摂り過ぎてしまうことです。肉料理を食べる時は食べ過ぎないようにして野菜など植物性の食品も多く食べましょう。)

小魚や魚介類などをできるだけ丸ごと料理に利用する事が
 ミネラル・ビタミンの不足予防に有効と思われます。

備考
 
カリウム(水溶性ミネラル成分)野菜など植物性食品から!!
*カリウムは野菜や果物など植物性食品に多く含まれます。カリウムを多く摂取すると、カリウムは血液中に吸収されたあと、腎臓から尿の中に排せつされていくときにナトリウムを一緒に体外に連れ出してくれ高血圧予防になると言われます。

世界の郷土料理に学ぶ食事法肉の5倍の野菜を食べる郷土料理

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 あくまで,個人的なお勧め参考ページです。
 NHK ためしてガッテン
 
滋養豊富アラ料理 (1995年11月29日放送)
 骨が喜ぶ! ミネラル健康法 (2000年11月15日放送)  生命〜3億6千万年の旅
 丈夫で長もち! 骨太健康法 (1999年4月21日放送)
 
カルシウム健康法(1996年3月13日放送)

haru.菅原食生態学研究所 http://www.suga.gr.jp/haru/index.html
haru サイエンス エッセイ INDEX http://www.suga.gr.jp/haru/diary/back1_50.html
 微量栄養素は皮と臓物に
 微量栄養素は皮と臓物に2


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